レースアイテムは身近に。
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昔からレースが好きです。
繊細さと儚さに魅力を感じます。
アンティークの付け衿や、ドレスの下から除く繊細なレースは見ているだけでうっとり。
この春の新作、レースをたっぷり使ったブラウスは
ご縁あってレースメーカーさんと出会い、素敵なレースを作っていただきました。
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レースには、エンブロイダリーレース、トーションレース、リバーレース、ラッセルレース…
いろいろなレースがありますがそれぞれ使う機械が違うため、その特性や表情も変わってきます。
そんなレース達を接ぎ合わせ一本のレースに仕立てていただき
ドレスでもカジュアルでもコーディネートしていただけるように
今日的、私的解釈でブラウスとワンピースをお作りしています。
【a piece of Library】アステカレースブラウス 27,000円
【a piece of Library】オルテガレースブラウス 25,920円
【a piece of Library】419111 アストランレースブラウス ¥22.000+tax (2月下旬入荷予定)
【a piece of Library】819105 アステカレースワンピース ¥33.000+tax(2月下旬入荷予定)
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その昔の話。
14世紀末から16世紀初めにかけてレースはヨーロッパで進化を遂げて、
16世紀の中頃には装飾を目的としたものが作られるようになりました。
それ以降中世の手工業時代、多くの人手と時間、高度な技術を要したレースは
王侯貴族に豊かさの象徴として愛され、織物の王様として一時代を築きます。
しかし栄華を極めたレース産業も、19世紀末のフランス革命やイギリスの産業革命の影響を受け
手工レースが衰退し、代わって登場したのが機械で量産されたレースです。
王侯貴族にだけ愛される存在から庶民にも愛される存在へ、時代が動き出しました。
日本でも大正時代末期にドイツからレース機が導入され、
今では世界でも有数のレース産業国として確固たる地位を築いています。
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14世紀末から16世紀初めが背景のヨーロッパの映画の中の貴族が着る豪華な衣装も
19世紀頃を背景にした映画の中の召使いや農耕の人々の
ギャザーたっぷりのブラウス、少しだけ入ったレースやピンタックも
きっと忠実に再現されているのでしょう。
女性が身に着ける服やディティールは時代背景が大きく影響されているんだと
映画を観る度に思います。(ちなみに男性の服を観るのも大好き。)
レース一つとっても長い歴史があって、今この時代でよかったと思うのです。
今は思うように着れる自由な時代ですからね…。
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コーディネートの中に1アイテム入れるだけでもいつもとは違う印象に変化します。
そしてなんとなく背筋がピン!と伸びる感じも楽しんでいただけたら…と思っています。
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yasu