M-51 TypeCoat
今年の秋は寒かったり、暖かかったりと気温の変化がいつもよりもはげしく感じます。
店頭にはNigel Cabournのコートが入荷致しました。
【Nigel Cabourn】
ナイジェル・ケーボンは、1967年から1971年までイギリスのNORTHUMBRIA UNIVERSITYに在籍し、
まだ在学中の最終年に自身のブランドであるCRICKET (のちにNigel Cabournと改名)を立ち上げました。
イギリス北部を拠点とし、40年以上に渡ってガーメントデザインをしてきており、
今では数少ないアウターウェアのスペシャリストとして知られるようになりました。
【Nigel Cabourn】M-51 Type Cote ¥118,800
1950年代、アメリカ軍でフィールドジャケットのうえに羽織るオーバーコートとして採用されたパーカー。
その51年型モデルが、M-51と呼ばれるものでフィッシュテールとも呼ばれる燕尾状の裾が特徴的です。
そのM-51タイプパーカーをベースにしています。
高めに位置したエストシェイプや、贅沢なフードのコヨーテファーなど、タフな印象は残しつつ、
女性らしく洗練されたシルエットにアップデートしています。
肉厚なコットンツイルのような風合いのHALFTEXを使用しているので、
その見た目のボリュームからは想像できないくらい軽い着心地です。
HALFTEX
素材はナイロン。中でも耐熱・対摩擦・耐薬品・耐油に優れたナイロン66を毛羽のような短繊維にし、
それを天然繊維と同じように撚り合わせることで1本のかたちを作っています。
さらにその素材にオリジナルの加工を重ねています。
それがナチュラルなコットンキャンバスの100年もの時を経たヴィンテージの風合いと丈夫さ、
さらに驚くほど軽い着心地を実現しています。
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細かな仕様にもたくさんの工夫が。
ポケットのふた部分は寒さを防ぐための2重構造。袖口にはゴムが施してあり、雨風の侵入を防ぎます。
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ウエスト部分には紐が通っており、ウエストのシェイプ感をお好みで調整していただけます。
中央部分にギャザーを寄せるには、内側中央のレザー部分からポケットへつながる部分の紐で
調整します。
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そして、キルティングのライナーは取り外しが可能で、それ自体はショートブルゾンのように
1枚でご着用いただけます。
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カラーはネイビー・オリーブの2色。サイズは36・38をご用意しております。(モデル168㎝着用38サイズ)
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スタッフ皆で試着をしてみたのですが、軽さ・暖かさ・シルエットの美しさは秀逸です。
女性らしい上品さのあるモッズコート。
素材から細部までこだわってつくられたコートは長く長く着ていただけます。
もうすぐ寒い寒い冬がやってきます。
大切に長く着ていただきたい1枚。
ぜひ店頭でご覧くださいませ。