ストーリー性を求めて…
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最近メンズシャツが上がってきました。これが結構素敵な顔をしているのでとても嬉しい限り。
原理は一緒なんだけどパターンナーと言っても何でも出来るわけじゃなく
得意とするアイテムがある訳で私の場合はレディースのアイテム
特にワンピースが得意、というか好き。だからメンズパターンは少々苦戦しました。
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立体裁断で形を起こす時、どこにストーリー性を求めるかということ。
人の体の美しさを最大限に生かす、又はデザインを最大限に生かすには
どこにポイントを持ってくるか…。
これドレスのパターンナーをしていた時、散々デザイナー(先生)に言われた言葉。
トワルを組んだボディの周りを一周、カツカツカツ(←靴の音ね)。恐怖でした。
そう今でも先生と同じ香りに反応してしまう自分がいる。
でもあの時の必死さがなければ今がないんだろうな。
そう思うと先生には感謝の気持ちしかないもの。
ありがたいです。そんなことを考えながらトワルを組んでいると
あっという間に時間が過ぎていく、とめどもない至福の時間。
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で、このメンズシャツ、どこにストーリーがあるかというと
肩から胸にかけてのすっきりしたスタイルにポイントを持ってきています。
ちょっとした小技を使って美しく仕上げているのですよ。
[SEIRYU&Co.]という名のメンズブランド。店内にひっそりと佇んでおります。
サイズ展開もしていますので是非ご覧くださいね。男性も私のような背の高い女子にもお勧めです。
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そしてそして来春夏用のサンプルが上がってきました。
美しい刺繍、さてどうなるか、どうするか、テンション上がる。
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yasu